みどころ

「週刊少年ジャンプ」2016年11号より連載が開始された、漫画家・吾峠呼世晴氏による『鬼滅の刃』。主人公・竈門炭治郎を中心に、人と鬼とが紡いだ切ない物語は鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、コミックス全23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破(電子版含む)。大ヒット漫画となった本作は2020年5月に惜しまれながらも完結いたしました。
 そして東京・大阪会場で大好評を博した『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展が各地を巡回いたします。
 本展覧会では作者・吾峠呼世晴氏の想いの詰まった直筆原画を多数展示し、連載終了後も注目を集める本作の魅力、世界観を余すことなく伝えます。少年漫画の新たな象徴となった『鬼滅の刃』の原画展にご期待ください。

作品紹介

著者・吾峠呼世晴。「週刊少年ジャンプ」2016 年 11 号(2 月 15 日発売)より連載を開始し、2020 年 24 号(5 月 18 日発売)にて完結。コミックス全23巻の累計発行部数は1 億 5000 万部以上(電子版含む)。2019 年 4 月より TOKYO MX ほか全 20 局にてテレビアニメ化。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は 2020 年 10 月 16 日に公開され、全世界での興行収入が約538億円を突破。2021年10月よりテレビアニメ「無限列車編」、12月よりテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月よりテレビアニメ「刀鍛冶の里編」が放送された。2024年春よりテレビアニメ新シリーズ「柱稽古編」の放送も決定している。

 

作者プロフィール

2013 年、「週刊少年ジャンプ」の月例賞「第 70 回 JUMP トレジャー新人漫画賞」にて読切作『過狩り狩り』で佳作を受賞。以降『文殊史郎兄弟』、『肋骨さん』、『蠅庭のジグザグ』といった読切作品を発表した後、「週刊少年ジャンプ」2016 年11号より『鬼滅の刃』の連載を開始。同誌2020年24号で完結。

 

巡回会場みどころ

  • 東京、大阪会場とは展示エリアの一部の構成内容が異なります。
    • 「特別章-陰-無限城顕現」の展示はありません。
    • 作品保護のためカラー原画は複製となります。福岡会場から新しく展示する原画はありません。
  • 展示内容は各巡回会場ごとに異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

序章 煌(きらめき)~不滅への旅立ち~  写真撮影可能 

※写真は大阪会場のものです。

キャラクターの魅力が詰まった23冊の単行本表紙に囲まれた空間。その中央では「『鬼滅の刃』竈門炭治郎と禰󠄀豆子 第0巻フィギュア」が来場者をお出迎え。

 

壱ノ章 絆(きずな)~兄と妹、そして仲間たち~ 

※写真は大阪会場のものです。

※写真は大阪会場のものです。

鬼殺の道を歩みだした竈門兄妹と、共に成長した同期隊士たち。各キャラクターの背負っている運命や過去のエピソードなどを、名シーンとともに振り返ろう!

 

弐ノ章 鬼(おに)~人の果て、悲しみの果て~

※写真は大阪会場のものです。

古より、人間を喰らうことで人々から恐れられていた「鬼」。
その王たる鬼舞辻󠄀無惨の禍々しい血と細胞に支配された上弦の鬼たちの姿と、人であった頃の記憶を覗く。

 

参ノ章 柱(はしら)~絶対なるその呼吸~

※写真は大阪会場のものです。

※写真は大阪会場のものです。

鬼殺隊を支える、心技体を極めし9人の剣士「柱」。
その強さや、誇り高き姿を伝える原画と、鍛錬を重ね極めた剣技の数々が乱れ飛ぶ。

 

肆ノ章 繋(つなぐ)~全てを懸けて~

※写真は大阪会場のものです。

繰り広げる数多の戦いで、鬼によって失われた尊い命たち。灯篭のほのかな光の中で、それぞれの隊士が背負った過去や宿命、そして未来に託した希望に想いを巡らせる。

 

伍ノ章 刻(とき)~千年の夜明け~

※写真は大阪会場のものです。

無惨と鬼殺隊との最終決戦は熾烈を極める。息をつく暇もない戦いの中で、夜明けまでの焦れるような気持ちを、多数の原画と大判のグラフィックで伝える。

 

終章 継(つぐ)~幾星霜を越えて~

※写真は大阪会場のものです。

激闘の果ての風景。物語の結末を、満開の藤の花の下で見届ける。
最終エリアでは本展初公開となる吾峠呼世晴氏のイラストも必見。